2012年ロンドンオリンピックのレスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した小原日登美(おばら・ひとみ)さんが、2025年7月18日に逝去されました。享年44歳でした。
青森県八戸市出身の小原さんは、八戸工大一高から中京女子大学(現在の至学館大学)へ進学。その後は自衛隊体育学校に所属し、レスリング選手としての道を歩みました。
当初はオリンピックの実施階級ではない51キロ級で活躍し、世界選手権で6度の金メダルを獲得。しかし、オリンピックへの出場は叶わず、2008年に一度引退します。
その後、2010年に48キロ級で現役復帰。世界選手権で2連覇を果たし、初出場となったロンドン五輪では見事金メダルを獲得しました。
競技引退後は自衛隊にて後進の育成に携わり、2028年ロサンゼルスオリンピックを目指す日本代表チームのコーチ陣の一員としても活躍していました。
関係者によりますと、小原さんは2025年7月18日にお亡くなりになったとのことです。死因は公表されていません。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
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