縄文時代研究の第一人者として知られる考古学者で、國學院大學名誉教授の小林達雄さんが、2025年8月22日に逝去されました。享年87歳でした。
新潟県長岡市出身の小林達雄さんは、國學院大學で考古学を学び、文化庁文化財調査官を経て國學院大學教授を務めました。「縄文カレンダー」や「縄文ランドスケープ」といった概念を提唱し、縄文時代の文化や精神を深く研究しました。また、「縄文人の世界」などの著作を多数執筆し、一般にも縄文研究を広めました。さらに、旧石器時代の遺跡発掘ねつ造問題では日本考古学協会特別委員会の委員長を務め、新潟県立歴史博物館館長としても活動しました。
小林達雄さんは、2025年8月22日に肝臓がんでお亡くなりになったとのことです。ご冥福を心よりお祈りいたします。
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