「ブルー・ライト・ヨコハマ」などのヒット曲で知られ、俳優としても映画やドラマで幅広く活躍した、歌手・俳優のいしだあゆみさんが2025年3月11日、甲状腺機能低下症のため東京都内の病院で亡くなりました。76歳でした。
大阪府池田市出身のいしださんは、中学生のときに芸能界入りし、1964年にドラマ「七人の孫」に出演して人気を集め、同年に歌手デビューしました。
1968年に発表した代表曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットし、その後も「あなたならどうする」など数々のヒット曲を世に送り出しました。NHK紅白歌合戦にも10回出場し、清涼感ある歌声で多くの人々を魅了しました。
また、1970年代後半以降は俳優としての活動に力を入れ、映画「火宅の人」では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。NHKドラマ「阿修羅のごとく」でも印象的な役を演じ、さらに2003年度の朝ドラ「てるてる家族」には本人役をモチーフにした役柄で出演するなど、幅広い分野で活躍しました。
2021年には旭日小綬章を受章。近年も映画出演を続けるなど精力的に活動していましたが、2025年3月11日に亡くなりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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