広瀬叔功さん死去　89歳　元南海ホークス監督・俊足の名選手　2025年11月2日

プロ野球・南海ホークス（現・福岡ソフトバンクホークス）で俊足のトップバッターとして活躍し、5年連続で盗塁王に輝くなど歴代2位となる通算596盗塁を記録した広瀬叔功（ひろせ・よしのり）さんが、11月2日に亡くなりました。89歳でした。

広瀬さんは広島県出身。1955年に南海へ入団し、抜群のスピードと巧みなバッティングでチームを牽引しました。1961年から5年連続で盗塁王を獲得し、1964年には打率.366、盗塁72という圧倒的な成績で首位打者と盗塁王の二冠を達成。チームの日本一にも大きく貢献しました。

現役引退後は、1978年から南海の監督を務め、その後はNHKの野球解説者としても活躍。1999年には日本野球殿堂入りを果たしました。

長年の闘病生活の末に亡くなったとみられます。
俊足巧打で球界を代表した名選手、広瀬叔功さんのご冥福を心よりお祈りいたします。