日本テレビの菅谷大介(すがや・だいすけ)アナウンサーが2025年11月8日午後1時6分、消化管からの出血のため死去しました。53歳でした。同局が2025年11月10日、発表しました。
日本テレビによると、菅谷アナは7日夜に勤務を終えた後、自宅で体調不良を訴え、都内の病院に救急搬送されましたが、容体が急変。そのまま息を引き取りました。葬儀は近親者のみで営まれます。
菅谷さんは2022年1月にすい臓がんが見つかり、同年4月に腹腔鏡手術を受け、8月に闘病を公表。その後もアナウンサー部次長として勤務を続けながら、病と闘っていました。
日本テレビは「2022年にすい臓がんを公表して以降も、アナウンサーとして、管理職として、前向きに取り組む姿を見せていました。突然の訃報に社員一同、驚きと悲しみに包まれております。故人の功績に深く感謝し、ご遺族の皆さまに心よりお悔やみ申し上げます」とコメントを発表しました。
1971年11月、千葉県佐倉市生まれ。国際基督教大学大学院を修了後、1997年に日本テレビへ入社。「news every.サタデー」などの報道番組のキャスターを務めたほか、箱根駅伝、ゴルフ、プロレスなど幅広いスポーツ実況でも活躍。2018年の平昌オリンピックでは、女子パシュート日本代表の金メダルの瞬間を伝えました。
報道とスポーツの両面で多くの視聴者に親しまれた名アナウンサー、菅谷大介さんのご冥福を心よりお祈りいたします。


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