プロ野球・巨人の元選手で、その後はコーチや2軍監督を務めた町田行彦さんが、2025年9月22日、胆管がんのため都内の自宅で亡くなりました。91歳でした。
町田さんは長野県出身。長野北高から国鉄スワローズに入団し、1955年に31本塁打を放ってセ・リーグ史上最年少(21歳)で本塁打王に輝きました。その記録は2021年にヤクルトの村上宗隆選手が同じ21歳で並ぶまで保持されていました。
外野手として国鉄で活躍し、1964年までプレー。1965年には巨人へ移籍し、王貞治、長嶋茂雄両選手とスタメンを並べたこともありましたが、この年限りで現役を引退しました。
引退後は巨人で2軍打撃コーチ、1軍外野守備走塁コーチ、2軍監督を歴任し、またヤクルトでも打撃コーチを務めました。
通算成績は1415試合出場、913安打、打率.233、129本塁打、459打点。1959年にはサイクルヒットも記録しました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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